世の中には不条理なことがたくさんあります。その中でも夫婦間にまつわることが非常に多いのですが、とりわけ旦那に対する不満が爆発している主婦が非常に増えています。
時には「死ねばいいのに」という思いを胸に秘めたまま、ひらすら我慢を強いられている主婦。そんな彼女達の願いを実現するアイテムとして「旦那デスノート」が存在していると言われているのです。
では、その旦那デスノートがどんなものか、ご紹介していくことにいたしましょう。
旦那デスノートとは?
旦那デスノートとは、日頃の夫婦間の生活において、旦那に対する憎しみや恨みなどが蓄積して死んで欲しいという願っている主婦が、その思いを書き込むためのノートを指しています。
このノートに書かれた旦那は、確実に死に至るのですが、対象となるのは自分の旦那であることが条件。その条件以外での効果が得られず、実名を書いたり、対象者が住んでいる場所を書いても効果を得ることはできません。
また、死んで欲しいと願いに続けて、どのような原因で死亡するかを書かないと、それ以外の対象者は心臓麻痺で亡くなることになります。旦那デスノートでコントロール可能な死の時間は23日以内。しかし、ノートに書かれた内容は変更したり削除することはできません。
旦那ノートを使うことができる人間は、このノートを拾った者が権利を行使することができるとされているのですが、ノートの所有権を手放すとこれまでのデスノートに書かれている記録を失ってしまうとされています。
但し、再び旦那デスノートを拾うことができれば、記録を作り直すことも可能。また、旦那デスノートを持っている者が死神に取り憑かれることはないため、所有者自身が不幸になることはないのです。
旦那デスノートで効果があった事例を紹介
浮気
旦那デスノートで効果があった典型的な事例としては、浮気をしていた旦那を死に至らしめるというものが多いです。浮気した旦那に対する強い憎しみをデスノートに書き込むことで、その願いを成就させるというもの。
浮気の原因もさまざまなケースがありますが、社内の部下の女性社員との不倫であったり、水商売や風俗嬢であったり。
このようなケースでは旦那の方は自分が浮気や不倫していることを妻には知られていないと思っているのですが、主婦の方がしっかりと旦那が浮気していることを掴んでいます。
しっかりと証拠を握っているので、そのまま離婚訴訟を起こしても勝訴することはもちろんなのですが、それだけでは怒りの念を消すことができないのです。その結果、旦那デスノートで旦那を死に至らしめるわけです。
妻への感謝の心を失った旦那への憎しみ
浮気・不倫以外で多く見受けられるケースとしては、妻に対する感謝の気持ちを失った夫に対する憎しみを旦那デスノートにしたためるというもの。
「仕事で疲れているから家事をする気力がない」とボヤいている旦那や「俺が金を稼いで家族を養っているんだ」という放漫な態度の夫。
最近は仕事をする主婦が増えている中で、「仕事で疲れているのは、あなただけではない」と妻が思っているのに、夫は相変わらず「俺が養っているんだ」という考えに固執しており、家事・育児などを全て妻に押し付けているのです。
時代錯誤も甚だしい価値観のため、妻側は家事や育児がどれだけ大変なのかを理解してくれない夫に対して激しい怒りを覚えていくようになります。
新婚時代のように妻に対する感謝の気持ちが全くなくなってしまったために、妻と憤りはハンパなものではありません。
この時に旦那デスノートに「夫に死んで欲しい」という思いを書き込んでいく。その結果、旦那は自分がどれだけ妻から憎まれているかも知らずに、悶え苦しみ死んでいくわけです。
旦那デスノートでいいねが多い書き込みを紹介
旦那デスノートの中で「いいね」が多い書き込みとしては、家事や育児を全て主婦に押し付けて、妻に感謝を忘れた夫の言動に怒りと爆発しているケースが挙げられます。
24時間364日休みなしで家事や育児に孤軍奮闘している妻に対して、「ありがとう」や「大変だね」というような労いの言葉が全くない。妻からすると、深夜でも子供が夜泣きすれば、必死で子供をあやさなければなりません。
家事でも、掃除・洗濯・食事の準備・後片付けなど休みなく働いているにも関わらず、収入は0円。それでも夫は当たり前のように思っているため、どうしても妻は怒りの気持ちを抑えることができなくなってしまいます。
このようなシチュエーションで旦那デスノートに「死んでしまえ」と書くことに対して、「いいね」する人は非常に多いわけです。このような妻の怒りの思いにどれだけ多くの人が共感しているのか、見方によってはとても恐ろしいことではないでしょうか?
不倫や浮気をしている夫に対する怒りの念を旦那デスノートに書き込む妻の気持ちをすさまじいものがありますが、それ以上に何気ない日常生活の中で、主婦の怒りのエネルギーがデスノートに注ぎ込まれていることについて、男性側もちゃんと理解する必要があるように思えてなりません。